


成長過程 ノミは〈卵→幼虫→さなぎ→成虫〉と成長します。成虫になると、犬・猫に寄生し。その体の上で産卵を行います。 その卵は犬・猫が動くたびにいろいろな場所に運ばれたり、その周辺に落ちたりするため、《卵→幼虫→さなぎ》の時期は犬・猫の寝床など飼育環境の中で発育、成長します。
害 「たかがノミ」と考えがちですが、ノミの吸血により貧血を招くこともありますし、痒みのため何度も引っ掻き、化膿性の皮膚炎が起きることもあります。また吸血時に体内に入るノミの唾液により、アレルギー性皮膚炎を起こすこともあります。皮膚炎にかかると耳の後ろや、背中から腰にかけ赤い発疹や脱毛がみられます。
また寄生虫を媒介する中間宿主です。 人間もノミに噛まれて、湿疹や発疹が足などにできたりします。
予防 目の細かいノミ取りぐしを使う方法があります。洗剤を溶かしたコップなどを用意しておき、くしにかかったノミを素早くその中に浸けて駆除します。
他の方法としてノミ取りシャンプーでシャンプーをしたり、ノミ取り粉で駆除します。
がこれらは成虫を一時的に取り除く効果しかありませんので、成虫になるまでの《卵・幼虫・さなぎ》の期間も含めた総合的な処置が必要になってきます。
シャンプーやノミ取り粉は卵やさなぎには効果がありませんので、卵がふ化したぐらい、約1週間ほど期間をあけもう一度駆除してください。
また、普段使っているベットや、敷布など、天気のよい日には虫干しをしてください。また室内の畳・カーペットを掃除機でこまめにお掃除をし、卵や成虫が再びペットに寄生しないように、心がけてください。獣医さんで予防・駆除ができる薬もあります。
一般にマダニの活動は春から夏といわれていますが、一年をとおして活動する種類のダニもいます。
野外の草むらなどには、マダニが草に登り、葉っぱの先端で犬や猫が通るのをまちます。そして動物が通過したときに付着し吸血を開始します。
害 寄生中に、吸血前の体重の100倍もの血液を吸うので、大量の寄生を受けた場合、貧血になり、吸血された時に体内に唾液を注入されることによってアレルギーおこしたりします。バベシアなどの病気の媒介
駆除 2〜3匹の寄生であれば、犬用のカンシやピンセットを使い、皮膚から静かに引きぬきます。
その際ダニがくいついている根元から取ってあげませんと頭部が残ってしまいますので、注意してください。
お散歩に行くときには、防虫スプレーを吹きかけてあげましょう。(顔にはかけないように)お散歩後は、ブラッシングをしてダニの寄生がないか、よく見てください。特に鼻・目のまわりに気をつけて下さい。
フィラリアは蚊が媒介する寄生虫の名前です。心臓糸状虫を意味します。 この虫が心臓に住み着き、さまざまな障害を犬におこします。 長いものでは、28cmもあり、長時間心臓に寄生して血液の循環を悪くし、肝臓、腎臓、肺など多くの臓器に異常をきたします。特に小型犬では、少数寄生でも重い障害を起こす恐い病気です。現在犬たちの死因のトップです。
犬から犬へ直接感染するものではありません。フィラリアに感染している犬の血液を吸った蚊に刺され感染します。
症状 比較的飼い主さんが気がつきやすいものに
*食欲がなくなる
*散歩に行きたがらない
*ゼーゼーした咳をする
*体重が減少する
*運動後に失神してたおれる
他に
*呼吸が早くなる
*口・目などの粘膜に赤味がない(貧血)
*腹囲が大きくなってきた(腹水)
*尿が赤ブドウ酒のような赤味を帯びる
などがあります。
予防 一番の対策は蚊に刺されないことです。犬小屋のまわりに、蚊取り線香をたいたり、防虫スプレーをかけたり、蚊にさされること防ぎます。 また、蚊があらわれる5月〜11月にかけて、獣医さんへ行き、月に一回予防薬を必ず飲ませましょう。

